駐車と停車のちがいとは?駐停車禁止・駐車禁止の場所と距離
2026年10月22日
「駐車」と「停車」は、どちらも車を止めることですが、法律では意味がはっきり分かれています。止めてはいけない場所の決まりも、「駐停車禁止」と「駐車禁止」で別々です。
駐車と停車のちがい
| 駐車 | 車が続けて止まっていること。または、運転者が車から離れていてすぐに運転できない状態 |
|---|---|
| 停車 | 駐車にあたらない、短い時間の停止 |
まぎらわしい例をまとめると、次のようになります。
| 止める目的 | あつかい |
|---|---|
| 人の乗り降り | 時間に関係なく停車 |
| 荷物の積みおろし(5分以内) | 停車 |
| 荷物の積みおろし(5分をこえる) | 駐車 |
| 人待ち・荷待ち | 運転者が乗っていても駐車 |
| 故障などで続けて止まる | 駐車 |
駐停車禁止の場所(停車もできない)
| 場所 | 範囲 |
|---|---|
| 交差点、道路の曲がり角 | その場所と端から5m以内 |
| 横断歩道・自転車横断帯 | その場所と端から前後5m以内 |
| 踏切 | その場所と端から前後10m以内 |
| 安全地帯の左側 | その場所と前後10m以内 |
| バス・路面電車の停留所の標示板 | 10m以内(運行時間中のみ) |
| 坂の頂上付近、こう配の急な坂、トンネル | その場所 |
| 軌道敷内 | その場所 |
| 「駐停車禁止」の標識・標示がある場所 | その場所 |
駐車禁止の場所(停車はできる)
| 場所 | 範囲 |
|---|---|
| 火災報知機 | 1m以内 |
| 駐車場・車庫などの自動車用の出入口 | 3m以内 |
| 道路工事の区域の端 | 5m以内 |
| 消防用の機械器具の置場・消防用防火水槽・消火栓など | 5m以内 |
| 「駐車禁止」の標識・標示がある場所 | その場所 |
ポイント数字は「1・3・5・10」の4種類です。いちばん短い1mは火災報知機、いちばん長い10mは踏切・安全地帯・バス停と覚えると整理しやすくなります。
そのほかの決まり
- 駐車したとき、車の右側の道路上に3.5m以上の余地がない場所では、原則として駐車できません。
- 白線1本の路側帯がある道路で、路側帯の幅が0.75mをこえる場合は、路側帯に入って左側に0.75m以上あけて止めます。
- 道路上の同じ場所に、昼間12時間以上、夜間8時間以上続けて駐車してはいけません。
- ほかの車の横に並べて止める「二重駐車」は、停車も含めて、道幅に関係なく禁止です。