停止距離とは?空走距離と制動距離のしくみと速度別の目安
2026年10月22日
ブレーキを踏んでも、車はすぐには止まりません。危険に気づいてから車が完全に止まるまでに進む距離を「停止距離」といいます。本免学科試験でも、この考え方はよく出題されます。
停止距離=空走距離+制動距離
| 空走距離 | 危険を感じてからブレーキを踏み、ブレーキが効き始めるまでに進む距離 |
|---|---|
| 制動距離 | ブレーキが効き始めてから、車が止まるまでに進む距離 |
人が危険に気づいてからブレーキを踏むまでには、ふつう1秒近くかかるといわれます。そのあいだ、車は元の速度のまま進み続けます。
速度が2倍になると、制動距離は約4倍
制動距離は、速度の2乗に比例して長くなります。
- 速度が2倍になると、制動距離はおよそ4倍
- 速度が3倍になると、制動距離はおよそ9倍
空走距離のほうは速度に比例するので、2倍の速度なら2倍です。速度が上がるほど、制動距離の伸びが大きくなるのがわかります。
速度別の目安
| 速度 | 空走距離 | 制動距離 | 停止距離 |
|---|---|---|---|
| 時速30km | 約8m | 約5m | 約13m |
| 時速60km | 約17m | 約20m | 約37m |
| 時速100km | 約28m | 約56m | 約84m |
反応に1秒かかり、乾いた舗装路でしっかりブレーキをかけたとして計算した目安です。実際の距離は、車や路面の状態によって変わります。
停止距離が長くなるとき
- 疲れているとき・考えごとをしているとき 反応が遅れて、空走距離が長くなります。
- 雨でぬれた路面・タイヤがすり減っているとき 制動距離が長くなります。両方が重なると、乾いた路面の約2倍になることがあります。
- 荷物を多く積んでいるとき 車が重くなるほど、止まりにくくなります。
ポイント前の車との車間距離は、少なくとも停止距離と同じくらいとっておく必要があります。高速道路では、時速100kmなら約100mが目安です。
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