本免学科試験のひっかけ問題の見抜き方
2026年10月22日
本免学科試験で点を落とす原因の多くは、知識不足よりも「ひっかけ」です。問題文の一部だけが入れかえられていたり、例外を知らないとまちがえたりする問題には、いくつかの決まったパターンがあります。
パターン1 「必ず」「すべて」などの言い切り
「必ず」「すべて」「どんな場合も」「絶対に」といった言い切りの言葉が入った問題は、例外があって×になることが多いです。
例:青色の灯火の信号では、すべての車が直進・左折・右折できる。
答え × 二段階右折をする原付と軽車両は、その場で右折できません。
ただし、言い切りの言葉があれば必ず×というわけではありません。「一時停止の標識がある場所では、停止線の直前で一時停止しなければならない」のように、本当に例外がない決まりは○です。言葉だけで決めず、例外がないかを考えます。
パターン2 数字の入れかえ
正しい数字を、似た別の決まりの数字に入れかえる問題です。まちがえやすい組み合わせを覚えておきましょう。
| 決まり | 正しい数字 | 入れかえられやすい数字 |
|---|---|---|
| 横断歩道の前後の駐停車禁止 | 5m以内 | 10m(踏切) |
| 火災報知機からの駐車禁止 | 1m以内 | 3m(車庫の出入口) |
| 原付に積める重さ | 30kg | 60kg(自動二輪) |
| 二輪の二人乗り(一般道路) | 免許1年以上 | 3年(高速道路) |
| 原付の法定最高速度 | 時速30km | 40km |
パターン3 似た言葉のすりかえ
- 追越しと追抜き 進路を変えて前に出るのが追越し、変えずに前に出るのが追抜きです。
- 駐車と停車 人待ちや荷待ちは、運転者が乗っていても駐車です。
- 徐行と一時停止 徐行はすぐ止まれる速度で進むこと、一時停止は完全に止まることです。
- 「通行止め」と「車両通行止め」 通行止めは歩行者も含めてすべてが通れません。
- 「車両」と「自動車」 車両には原付や自転車(軽車両)も含まれます。
パターン4 例外の知識
原則だけでなく、例外を問う問題もよく出ます。
- 交差点の手前30m以内は追越し禁止。ただし優先道路を通行しているときは除く。
- トンネルの中は、車両通行帯があっても駐停車禁止。追越し禁止は車両通行帯のないトンネルだけ。
- 標識で最高速度40と示されていても、原付は時速30kmまで。
見抜くための3つの習慣
- 最後まで読む 前半が正しくても、文の終わりで誤りになる問題があります。
- 「できる」と「しなければならない」を区別する 「してもよい」のか「しなければならない」のかで答えが変わります。
- 迷ったら原則にもどる 深読みしすぎず、教本の原則どおりに考えます。