ハイドロプレーニング現象とは?起きる原因と防ぎ方
2026年10月22日
雨の日に水がたまった道路を速い速度で走ると、タイヤが路面から浮いて、ハンドルもブレーキも効かなくなることがあります。これを「ハイドロプレーニング現象」といいます。
どうして起きるのか
タイヤの溝は、路面とタイヤの間の水を外へ逃がす役目をしています。速度が速すぎたり、溝がすり減っていたりすると、水を逃がしきれず、タイヤと路面の間に水の膜ができます。タイヤがその上に浮いた状態になるのが、ハイドロプレーニング現象です。
起きやすい条件
- 速度が速いとき(速いほど起きやすい)
- タイヤの溝がすり減っているとき
- タイヤの空気圧が低いとき
- わだちなどに水がたまっているとき
起きてしまったら
- 急ブレーキや急ハンドルはしません。かえってスリップします。
- アクセルをゆるめて、自然に速度が落ちるのを待ちます。
- タイヤが路面をとらえる感覚がもどったら、ゆっくり操作します。
ポイント「ハイドロプレーニング現象が起きたら、強くブレーキを踏んで止まる」という問題は×です。
防ぐために
- 雨の日は、晴れの日より速度を落として走ります。
- タイヤの溝の深さを点検します。スリップサイン(溝の中の目印)が出たタイヤは使ってはいけません。
- 空気圧を適正にしておきます。
雨の日のそのほかの注意
- 雨の降り始めは、路面のほこりや油が浮いて、特にすべりやすくなります。
- ぬれた路面でタイヤがすり減っていると、停止距離が乾いた路面の約2倍になることがあります。
- 水たまりの泥や水を歩行者にはねないよう、徐行するなどして注意します。